夕日の海

おすすめの海ツーリングコース

関東でおすすめの東京湾を回るツーリングコース

ドライブやツーリングの定番となっているのが海岸線を走るコースです。
島国日本では数多くの有名湾岸コースがありますが、関東方面に住んでいる人にとってやはり一番なじみがあるのは東京湾近隣のルートでしょう。

東京湾はちょうど東東京から千葉県までの陸地をつなぐ形で存在しているので、そこをぐるりと廻るようにすることで東京~千葉までの都市部の遠景を眺めながら走行をしていくことができます。

手軽に東京湾ツーリングをするのであればフェリーを使うのがおすすめで、千葉県の金谷港~神奈川県の久里浜港までをつなぐ定期巡航船があります。

このいずれかを起点にしてもう片方を終点にすることにより東京湾をぐるりと一周することになりますので、手軽にツーリングできるコースを探している人に大変おすすめできます。

久里浜港側では横浜横須賀道路が敷かれているので、そこから横浜方面に向かって海岸線を走り、川崎市から東京アクアラインを使用することで千葉県側に渡れます。

アクアラインを渡った袖ヶ浦方面からは館山自動車道があるのでそのまま南下していくことで終点となる金谷港に到達することができます。

アクアラインを使用しない場合は首都高速湾岸線を使って江東区方面から浦安に向かっていくことができますので、その場合は途中にある品川区や港区の高層ビルの景色を楽しめます。

関西でおすすめの大阪を始発にした湾岸コース

一方関西方面の湾岸ツーリングのコースとしては、大阪市内から南下して和歌山方面に向かうルートが人気です。
こちらも東京湾同様に大阪湾をとりまくような地形をしておりますので、沿岸の道路を使っていくことで長く海岸線を楽しむことができます。

大阪市内の起点としておすすめなのが大阪港やポートタウンなどの駅前からで、阪神高速4号湾岸線に入ることで南下ルートに入ります。
こちらの道路はまっすぐ泉大津市~岸和田市を経由してそのまま和歌山県に入り、和歌山市からは阪和自動車道を使用します。

阪和自動車道は南紀田辺I.C.からはさらに紀勢自動車道の無料区間へと乗り入れるので、時間がある場合には和歌山県南端を目指すことも可能です。

紀勢自動車道の終点からは一般道の熊野街道を使用していくことで串本市に到達します。
串本市には潮岬灯台という関西最南端の灯台がありますので、そこから広がる太平洋の景色を見るというのも定番となっています。

潮岬タワーからは丸い水平線が見える非常に珍しいスポットでもありますので、関西近郊に住んでいる人だけでなく長期休暇を使って日本横断を目指す人にも大変おすすめできる場所です。

関東・関西ともに海岸線の景色は爽快なものですが、海風が非常に強い場所もあるので準備をして出かけることをおすすめします。