日帰りでツーリングを楽しむ方法
距離感を持つことで行ける範囲を決める
バイクの免許を取ったならやはり一日でも早くロングツーリングをしたくなるのではないかと思います。
全国には数多くのツーリングスポットがありますので、最寄りの有名スポットを調べて計画をしていくというのもまたライダーならではの楽しみ方です。
しかしキャンプツーリングのように何日か宿泊しながら走行をするというのならともかく、日帰りでできるだけ遠くまで行ってみたいと考えている人は要注意です。
というのもバイクのツーリングは自動車のドライブと比較して不測の事態が発生する可能性が高く、距離感をつかむのが難しいという特徴があるからです。
出かけてみたものの全く予定通りに走行することができずに途中で引き返すことになったということはよくある話ですが、逆に調子に乗って行き過ぎてしまったためにその日のうちに帰宅をするのが難しくなってしまったというようなこともあります。
日帰りツーリングでは無理なスケジュールを組んでしまうと必ずといって良いほど失敗をします。
そもそもとしてバイクでのツーリングにおいては時間をキツキツにしては十分に楽しさを満喫することができません。
慣れないうちはまずは確実に帰って来れる範囲ということで距離を計算し、無理なく余裕をもって走行していくようにしてください。
一つの目安となっているのが300kmという距離で、それ以上を一日で運転しようとするとかなり疲労しやすくなるとされています。
この300kmという距離は行きだけでなく往復すべて合わせての距離なので、片道で考えると100~150kmくらいまでが適正ということになります。
スマホアプリなどとして利用できるカーナビでは目的地までの距離を簡単に計算してくれますので、そちらである程度距離については計画をしておくようにしてください。
必須グッズと持っていくと便利なアイテム
ツーリングを成功させるためにもう一つ重要なのが持ち物です。
自動車と違ってバイクは積載できる荷物の分量が限定されますので、できるだけ余計なものは持っていかずに必要なものをコンパクトに積み込むようにしていくことが重要になります。
まずツーリングの必須アイテムとしては、ヘルメット、グローブ、ジャケット、ブーツなどのライディングウェア一式と、それに加えてレインウェアやタオル、防寒着といったものが挙げられます。
走行をする道が山道などあまり他に通行する車両がないところなら、パンク修理キットや地図、発煙筒、ライトといったものは必ず携帯しておきたいところです。
その他にも持っていくと便利なものとしてスマホ充電ができるモバイルバッテリーやティッシュペーパー、日焼け止め、小型懐中電灯といったようなものがあります。