オートバイクと富士山

次世代の車が大集結!東京モーターショーをリポート

最新技術やデザインが集結

アメリカやドイツ、フランスをはじめとした世界各国では最新技術とデザインを採用して開発された自動車が一堂に会するモーターショーが開催されています。
世界5大モーターショーの一つとして数えられるのが、日本で開催される東京モーターショーです。
様々な自動車が展示されるとあって、多くの人が注目するモーターショーになります。
今回は、次世代の車が大集結した東京モーターショーをリポートします。

参考:特集|東京モーターショー 2015

2015年・第44回の模様

44回目の開催となった2015年の東京モーターショーは、東京ビッグサイトで行われました。
初めて開催された1954年から通算すると60周年にあたる記念の年となりました。
近年は毎回テーマが掲げられていますが、この回では「きっと、あなたのココロが走り出す(Your heart will race)」というテーマに基づき、様々な車種が集結しました。

むき出しの車!?

世界でも有名な自動車会社へと成長を遂げたトヨタ自動車からは面白いコンセプトカーが出品されました。
コックピット以外が全てむき出しになっておもちゃの車という印象も受ける「KIKAI」というコンセプトカーです。
実際にサスペンションがどう動いているのかを確認しながら動かすことができるという面白い発想の車ですが、現在のところはコンセプトモデルとされています。
今後、市販化されることになった場合には大きな話題となることが予想されます。

次世代に適したあのエンジンの復活

2015年に開催された東京モーターショーで最も注目されたと言っても良いほどだったのがマツダです。
燃費の向上が叫ばれている中で、あえて燃費が悪いとされているロータリーエンジンを復活!という動きを見せてくれたことで、往年のファンが注目したことは言うまでもありません。
RX-VISIONという、かつて存在していたスポーツカーのRXシリーズを継承していると感じさせるネーミングのコンセプトカーです。
FRで次世代ロータリーエンジンを搭載させるという、かつてのファンを興奮させるかのような夢のコンセプトカーですが、量産化に向けて積極的に開発しているとの動きを見せたことで数年後が楽しみになります。

パワー・オブ・ドリームの実現へ

新製品の開発に積極的な姿勢を示しているホンダは、クラリティフューエルセルの販売を発表しています。
2016年3月からリース販売されることになっており、スマート水素ステーションから充填をし、給電器を活用することで一般家庭向けの電気を約7日分賄うことも可能になります。
車の活用法が移動手段としてだけでなく、生活に密着できる物として進化する新しい未来の形が見えるような燃料電池車といえます。
また、新しい移動手段として注目されるワンダーウォーカーやワンダースタンドについても高齢化社会によるニーズが増える可能性が高いとして注目されています。