雨中の接戦!全日本スーパーモト選手権
雨天時には予測不能な展開に!
2015年11月に開催された全日本スーパーモト選手権の最終戦では、時々激しい雨を伴う天候にみまわれたためレース展開が予測不能になりました。
実際に走行していたライダーはもちろんですが、観戦していたお客様も大興奮の展開となったことから、最終戦を飾るのに相応しいレースになりました。
全日本スーパーモタード選手権は4月から全部で8レース行われることになっており、各地にあるサーキットで激しい順位争いが繰り広げられます。
レース開催前日にはフリー走行会も行われることから、レースにエントリーした方はもちろんですが、エントリーしていない観戦予定の方でも参加することができます。
全日本スーパーモタード選手権とは
3つのクラスに別れてレースが行われる選手権で、全国各地にあるサーキットで行われるものです。
最も排気量が少ないS2クラスでは、排気量が175から250ccの4ストローク、100から125ccの2ストロークのマシンがエントリーできるようになっています。
小排気量ながらもハンドリングが軽快なことから、激しいレース展開が予想されてハラハラさせられます。
S2 クラスからステップアップする形で存在しているのがs1オープンクラスです。
460cc以上の4ストロークマシンアンリミテッド、290から450ccの4ストローク、175から250ccの2ストロークマシンが出場することになります。
S2 よりも迫力のあるレース展開が楽しめるようになっています。
全日本スーパーモタード選手権の中でも最高峰となるのがS1 プロクラスです。
運転テクニックに自信があるトップライダーが参加することから、迫力満点のレース展開になります。
290から450ccの4スト、175から250ccの2ストが参加することになり、トップを争う激しいレースになります。
スーパーモタードについて
オートバイレースの一種で、舗装された路面と舗装されていない路面を織り交ぜているコースを走行するのが基本になります。
一般的にはターマックと呼ばれる舗装路面が8割で、ダートと呼ばれる未舗装路面が2割で構成されます。
レースに使用されるマシンについてはモトクロッサーがベースになっており、サスペンションやブレーキを強化したものを使用することになります。
モタード専用のマシンが販売されているケースも多いですが、市販のモトクロッサーを改造するケースもあります。
ターマックではかなり早いスピードでコーナリング、ダートではジャンプやスライド走行など路面状況に応じたレース展開になり、観戦しているだけでも興奮するものです。
そのため、雨天になり路面が濡れると乾いている時よりも条件が全く異なるため、レース展開がどのように変化するのかが楽しみになります。