名古屋モーターショーで「ジャパンプレミア SV650/A」発表
満を持して登場!
2015年11月に開催された名古屋モーターショーで、ジャパンプレミアSV650/Aが発表されたことで多くの人から注目されました。
たくさんのコンセプトカーなどが出品された中でも、特にジャパンプレミアSV650/Aは異彩を放つ注目度がありました。
参考:名古屋モーターショーにお目見え JAPAN Premiere SUZUKI SV650/A
幻だったSV650
1999年に発売されたSV650は、水冷90度V型2気筒DOHCエンジン、アルミフレームというスポーツバイクとされていましたが、その頃は大排気量車種の人気があったことから日本での発売が中止になったままだったのです。
ヨーロッパではスリムで扱いやすいとして人気が高く、何度か改良されながら着々とユーザーの支持を得て人気を獲得していました。
ヨーロッパでの人気が不動のものになったことから、世界モデルとしてリニューアルされることになり、北米で発売予定更に日本でも発売予定になったことで晴れて名古屋モーターショーで発表される運びになったのです。
日本での発売を待っていたというファンも多いことから、今回の名古屋モーターショーで披露された車体をいち早く目にしたいと考えていた方も多いはずです。
残念ながら当日ご覧になることができなかったという方も多いので、改めて特徴をご紹介します。
ジャパンプレミアSV650/Aの特徴
実際に車体を確認してみる際には後ろ姿を確認すると良いでしょう。
かなりシャープでスリムなスタイリングであることがよくわかるので、ひと目見ただけでもカッコいいと惚れ込んでしまう方も多いです。
正面からみるとエンジンがフレームの幅に収まっていることがよくわかり、スリムな車体だと実感できるでしょう。
従来のエンジンよりも出力アップに成功したものの、排ガス規制のユーロ4もクリアしています。
コンパクトエンジンになったことから燃費アップにも繋がっており、環境に優しいバイクとしても注目されています。
ローRPMアシストという独自の機能が備わっていて、発進した際や市街地の走行など低回転で走行させる際にはエンジン回転を少し上げることで操作性が良くなるという特徴があります。
スタータースイッチを押し続けた状態でなくてもエンジンを動かせるイージースタートシステムも搭載しています。
スリムな車体は200キロを下回っていて、扱いやすいマシンに仕上がっています。
シートが低くて脚付きが良いことから操作しやすいという印象も受けます。
なお、日本ではツーリング目的で活用することを想定して開発されているので、ユーザビリティの良さも実感できます。
どんなライダーにとっても満足できるマシンになることは間違いありませんが、特に女性ライダーにとっても扱いやすいマシンなので年齢や性別に限らず注目していただきたい車種です。