渋滞を避けるための方法を紹介
ロングツーリング前に登録しておきたいサイトやアプリ
GWや夏休み中など、長期休暇中は何かと道路が混雑するものです。
せっかく楽しいツーリングを計画していたのに、高速道路に入った途端に大渋滞に巻き込まれてしまってほとんど前に進めなかったなんていうこともよくある話です。
バイクは自動車と比べて渋滞に強いとは言われますが、ひどく混雑をした道路ではそうそう簡単にすり抜けをしていくことはできません。
むしろそうしたすり抜けをすることにより周囲の自動車に余計にブレーキを踏ませることになりそれが渋滞の原因になってしまうことすらあります。
大事なのは渋滞に巻き込まれてからではなく、いかにして渋滞のある道路を避けて通っていくかということです。
渋滞についてはかなり研究が進んでおり、便利なサイトやアプリを使用することにより誰でも簡単に状況を把握することができますので、初めてロングツーリングをするルートでは必ずそうした道路情報がわかるツールを用意していくようにしましょう。
まずおすすめのサイトとしては「ドラとら(ドライブトラフィック)」があります。
こちらは全国の渋滞情報をリアルタイムで検索をすることができるだけでなく、渋滞予測や工事による規制を調べることができる総合情報サイトとなっています。
最新の道路情報に適応しているので、普段利用をしていない遠方の道路を利用する前に必ず調べておきたいところです。
バイクに乗るときにも手放せないスマートフォンではアプリをあらかじめインストールしておくのがおすすめです。
具体的には「Yahoo!カーナビ」や「auカーナビ」など大手ナビアプリを利用することでリアルタイムの渋滞情報を検索することができます。
渋滞を避けるために他のルートを選択することもできますので、事前に計画を立てるときにぜひ有効活用してみてください。
カーナビを頼るときの注意点と走行中の車線選び
アプリではなく専用のカーナビを使う場合であっても渋滞情報の検索ができます。
その場合に注意しておきたいのが「VICS対応」のものを使用するということで、こちらを使うことによりアプリ同様リアルタイムで渋滞を避けるためのルートを選択することができます。
渋滞情報は細かいスパンでどんどん変化していくので、そうした素早い情報をつかむためにもVICSは重要な役割をします。
それでももし渋滞に巻き込まれてしまったら、バイクはできるだけ左側の車線を選ぶようにしましょう。
というのも右側は追い越しをするための車線であることから、渋滞になると多くの車両が右側に向かいたがる傾向があるからです。
実験によると渋滞中は左側車線の方が早く前に行くことがわかっているので、逸る気持ちを抑えつつ左側で車が流れるのをじっと待ちましょう。